要注意!一緒に食べると危険な食べ合わせまとめ

より美味しく料理を食べるために、美味しい組み合わせが日々考案されていますが、なかには一緒に食べる事が好ましくない組み合わせの悪い食べ物も存在します。組み合わせが特に科学的に悪いとされるもので、特に危険な組み合わせをまとめてみました。

1. スイカと天ぷら

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http://ameblo.jp/kobe-minatogawani/entry-11543846894.html
スイカは水分が多いため、胃酸を薄めてしまい天ぷらの消化が難しくなります。また、油っぽい天ぷらの後にさっぱりとしたスイカは、ついつい食べ過ぎてしまうもの。
「油分の多い食べ物」と「水分の多い食べ物」、熱い食べ物の後の大量の冷たい食べ物、といった組み合わせは、胃腸の弱い人、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難です。

 

2. にんじんと大根

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http://nanapi.jp/84434/
和食の定番ともいえる、にんじんと大根。にんじんにはアスコルビナーゼという酵素が含まれていて、大根にはビタミンCが多く含まれています。アスコルビナーゼはビタミンCを破壊してしまうので、化学的に食い合わせが悪いとされています。
ただし、アスコルビナーゼは熱と酸に弱い性質があり、ゆでたり、炒めたり、酢を少し加えることでビタミンCの破壊作用はなくなります。
家庭で野菜や果物をジュースにして飲まれている人も多いことでしょうが、アスコルビナーゼを含んだ材料を単体で使う場合は、生のままでミキサーやジューサーにかけると、ビタミンCが破壊されてしまいます。
ミキサーやジューサーにかける前に、アスコルビナーゼを含んだ材料を軽く下ゆでしてから使用するか、必ず柑橘系の果物を混ぜるようにしましょう。

 

3. ベーコンとほうれん草

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http://www.recipe-box.jp/recipe/4337/
定番ともいえるベーコンとほうれん草の食べ合わせですが、ほうれん草に含まれている硝酸が体内で亜硝酸に変化すると、ベーコンに含まれるタンパク質の分解物と反応して発ガン性物質が生成されます。また、ベーコンに含まれるリン酸がほうれん草に含まれる鉄分やカルシウムの吸収を阻害するため、食べ合わせが悪いとされています。
ほうれん草と炒める前にはベーコンを湯でさっと茹でてから調理すると、鉄分やカルシウムの吸収を阻害することもなくなります。またレモンを絞ったり、ビタミンの豊富なサラダやジュースと一緒に食べると良いでしょう。

 

4. 茄子の漬け物+冷たい蕎麦

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http://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19007234/dtlphotolst/P17111677/
茄子の漬け物は体を冷す作用があり、蕎麦にも胃を冷やす作用があります。冷たいまま食べ合わせると、より体を冷やすことになり、下痢をしたり手足が冷えてしまいます。加熱調理することで、その作用は緩和されるので、ナスの漬け物といっしょにそばを食べるときは、温かいものを選びましょう。 同時に体を温める効果のあるネギや七味をプラスするとよいです。

 

5. 紅茶とレモン

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http://www.virginatlantic.co.jp/letsgouk/tea/tea_06.php
輸入レモンには防カビ剤「OPP」が付着しているケースがあり、このOPPが紅茶に含まれるカフェインと組み合わされると、発がん性物質を生じる可能性があります。
国産レモンでOPPはほとんど使われていないので、国産レモンを用いる場合には心配ありません。

 

6. ビールとフライドポテト

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http://p.twipple.jp/LQRvt
アルコールが肝臓で分解される時に、肝臓内では脂肪の合成を促進する酵素が発生します。ビールに限らず、お酒と一緒にフライドポテトや鶏の唐揚げなど高脂肪の食品を食べてしまうと、脂肪の合成は加速することになります。

 

7. ソースとハム

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http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=3887
市販の一般的なソースに含まれる合成保存料「パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)」が、ハムに含まれる発色剤の「亜硝酸塩」と結びつくと、発ガン性の疑いがある物質が生じます。
パラベンはソースのほか、清涼飲料水、シロップ類などにも含まれている場合があります。亜硝酸塩はハムのほか、ソーセージ、ベーコンなどの燻製食品に多く使われる添加物です。
両方とも無添加食品の場合には問題がありませんので、食べる際には気をつけた方が良いです。

 

8. 頭痛薬・睡眠薬とアルコール

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http://www.wisegeek.com/how-can-i-treat-hangover-vomiting.htm
もともとアルコールは血液の循環が良くなるため、薬の作用を強めてしまう働きがあります。
頭痛薬のロキソニンや睡眠薬のハルシオンなどは、アルコールと組み合わせることで記憶障害を起こす可能性もありますので要注意です。

 

9. チーズと風邪薬

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http://www.femside.com/health/diseases-conditions/what-type-of-headache-do-you-have/
チーズに含まれる成分チラミンには血圧を上げる作用があり、風邪薬(総合感冒薬)や鼻炎薬の成分プソイドエフェドリンにも同様の作用があり、商品に添付されている文書にも、血圧の高い人は使用してはいけないと書いてあります。
血圧が普段から高くない人でも、風邪薬を服用している時に、チラミンが多く含まれるチーズや空豆、赤ワインなどを多量に飲み食いしてしまうと、思わぬ血圧上昇を招きかねません。

 

10. 咳止め薬とイクラ

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http://blog.livedoor.jp/emeraldgreen68/archives/30153169.html
イクラは痛風の原因物質となるプリン体を多く含みます。また、咳止め薬には、キサンチン類という成分が含まれる場合があり、これは痛風の原因となる尿酸に変化します。
この組み合わせは、尿酸値が上がり、痛風になりやすいので注意しましょう。またプリン体は、納豆、干ししいたけ、レバー、魚の干物などにも多く含まれるので注意しましょう。

引用:食い合わせの悪い食べ物

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