「Airbnb」CMがハンドメイドな造りで可愛くて面白い！

模型の電車の先端に取り付けられたカメラによって、未知なる世界を旅します。レールは繋がっている訳では無く、様々な仕掛けによって繋がっていきます。突然景色の変わる様子は旅する楽しさ・驚きを表現しているのでしょうね。

メイキング映像

以下、書き起こしです。

マーケティング部APAC統括責任者・Matthias Schuecking
「わたしたちはAirbnbを多くの人に知ってもらうためにこの映像を作りました。
この方法を採用したのはAirbnbユーザーの旅の経験をうまく表現出来ると思ったからです。」

CIRKUSディレクター・Christian Greet
「ベストなアプローチはリアルにやることじゃないかと。カメラで撮影し、CGは一切なし。映像をつなぐのではなく、ワンカットで。そう、だから全編の模型を発泡スチロールで作り･･･」

CIRKUSアートディレクター・Norman Yeend
「いまはほとんど、ただのゴミになっちゃったけど、この完成形に至る過程の試作品・設計図に使いました。約30人がかりで5週間かかりました。2×4材を300m、ポリスチレンを30立方メートル、接着剤12リットルを使い、85平方メートルのミニチュアセットを作りました。

このコンセプトの魅力はハンドメイド感とディテールへのこだわり。そして『小さな世界』の表現が、まさにAirbnb的であり、単なる旅行者としてではなく、地元の感覚を理解したときに得られる体験が描かれていることです。」

CIRKUSディレクター・Christian Greet
「映像のスピードを上げる装置を探さなくてはなりませんでした。そこで思いついたのが電車が様々な景色の中をすばやく出入りできる機械式の転換方法でした。もちろんゲストも登場します。表現したいのはリアルな人々によるリアルな体験。Airbnbのコミュニティは人なしに語ることは出来ません。手動で行う転換は息を合わせなくてはなりません。9人のスタッフが作業を掛け持ちしながら、電車より先回りしながらセットを畳んだり、倒したり、回転させたりと走り回っていました。だから納得がいくまでリハーサルを行ったのです。当日は、最高のテイクのために85回もやり直しました。

徹底的にディテールにこだわったので、見ていただける皆様にもぜひ楽しんでいただければと思います。

うん。いい仕事ができたと思う。」

Airbnbとは？

Airbnbは個人宅などの空き部屋を有料で貸し借りできる、世界で爆発的な人気を遂げているウェブサービスで、世界192カ国34,000都市に約60万件の登録物件があり、毎晩50万人がAirbnb10+ 件のサービスを使って旅行をしています。
Sankei biz

旅行者は世界中で現地人のお家に宿泊できるということです。Airbnbは2007年にブライアン氏と共同設立者が、自分たちのアパートにエアーベッドを空きスペースとし、ウェブ上で宿泊者を公募したところ、街で行われたカンファレンスの参加者がホテルを取れず彼らの家に宿泊したことから始まりました。

ホテルやユースホステルに比べ、評価やクオリティの高い物件を探しやすいサービスです。過去にその物件に泊まった事のある人からのレビューや評価が参考になります。また、宿泊前にホストとコミュニケーションが取れるので、そのときの対応も大きな参考になります。
Tabippo