精巧な時計職人の技術に見入る。2億8000万円の時計が出来上がるドキュメント

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時計に疎い人でも名前は聞いたことのある、世界三大高級メーカーの「パテック・フィリップ」。
同社の175周年記念モデルとして製作されたのが、グランドマスター・チャイム(5175R-001)です。
一流技術の結晶、僅か7本という希少性、美しい装飾が施されたこの時計は、250万スイスフラン、日本円でおよそ2億8000万円の価格がつけられています。

1366個のパーツが用いられ、20の複雑な機構が搭載され、そのうち2つは世界初の技術だそうです。
製作には延べ10万時間が費やされ、時計の心臓といえるムーブメント部分にはそのうち6万時間が費やされています。
直径47.4ミリ、厚さ16.1ミリの大きさは、高級腕時計の中でも大きい部類に入りますが、これだけの機構を備え、両面である事を考えると、むしろ驚くべき小ささといえます。

恐ろしいのはこれだけの価格でも、欲しがる人がいそうな時計コレクターの世界ですね。。
7本制作のうち、1本はパテック・フィリップ・ミュージアムに寄贈され一般展示されるそうです。

 

グランドマスター・チャイム 5175の製作工程を一部始終おさめた映像

 

時計盤が反転する様子

 

写真・説明等は公式サイトを中心に引用

引用:Patek Philippe 5175R Grandmaster Chime Watch

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