今年最強クラスの台風19号・ヴォンフォンの出来上がる様子が凄いと話題に
2014年10月13日~14日に四国・本州に近づくと言われている台風19号ヴォンフォン。2014年に出来た台風の中で最強、伊勢湾台風並み、との報道もあり、最大限の警戒が必要となっています。今回の台風を伝える映像をまとめてみました。ちなみに、ヴォンフォン(VongFong)とは中国語で「スズメバチ」の意味です。
「ここからたくさん(台風を)見てきたけど、こんなのは見たこと無い」
ISS(国際宇宙ステーション)で乗船中の宇宙飛行士、レイド・ワイズマンは上記のコメントとともに、写真をTwitterに投稿しました。
https://twitter.com/astro_reid/status/520165368275697664
台風の目が出来るまでの連続映像
国際宇宙ステーションからみた2014年台風第19号 – Super Typhoon Vongfong from the ISS
台風19号を伝えるNHK WORLD
伊勢湾台風とは?
伊勢湾台風(いせわんたいふう、昭和34年台風第15号、国際名:ヴェラ〔Vera〕)とは、1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風である。伊勢湾沿岸の愛知県・三重県の被害が特に甚大であり、「伊勢湾台風」と呼ばれることとなった。
紀伊半島の和歌山県、奈良県、伊勢湾沿岸の三重県、愛知県、日本アルプス寄りの岐阜県を中心に犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人(「消防白書」平成20年度版より)にのぼり、さらにほぼ全国に及んだ経済的被害は破格の規模となり、明治維新以来最大の被害を出した台風である。犠牲者を3,000人以上出した台風として、室戸台風、枕崎台風とあわせて昭和の三大台風に挙げられ、その中でも最悪の被害をもたらした。伊勢湾台風での犠牲者の数は、1995年1月17日に兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生するまで、第二次世界大戦後の自然災害で最多のものであった。
9月25日昼頃まで 900 mb 前後の猛烈な勢力を保ち、進路を北西から次第に北に転じて26日9時には潮岬の南南西 400 km に達したが、その時でもなお中心気圧 920 mb 、最大風速 60 m/s 、暴風雨圏は東側 400 km 、西側 300 km という、猛烈で超大型の台風であった。
台風は26日18時過ぎ、930 mb の勢力を持って潮岬の西 15 km 付近に上陸した。26日朝までの進行速度は毎時 30 km 以下であったが次第に加速して、上陸後は 60 – 70 km で紀伊半島を縦断し、中央高地を経て27日0時過ぎに日本海に抜けた頃には 90 km にも達している。27日9時前後に東北地方を横断する際には、秋田沖に進んだ中心は次第に消滅し、青森県の日本海上に新たな中心が生じて東北東進する「ジャンプ現象」を起こした。
伊勢湾台風を現在の台風情報で再現してみた
930ヘクトパスカルで上陸はとんでもない台風だったと分かりますね。
少しでも上陸までに勢力が弱まることを祈るのみです。