嘘つきを見抜く10個のポイント

嘘を見抜く方法は直感だけではなく、いくつかの決まった方法があります。最終的には直感が最も優れた嘘判別手段ですが、直感を生かすためにもいくつかの方法を知っておいた方が得です。

人々はいつどこでも嘘をつこうとします。
嘘をついているという事を直感で見抜くことが出来るかもしれませんが、しかし直感以外でも見抜く方法があります。
いくつかの簡単な方法は次の通りです。

1.　目をそらす

話している時、視線を交わそうとする行為は嘘をついている人によく見られる特徴です。人が嘘をついている時に、視線を合わせる行為は監査をされるような気分になるので、無意識的に床を見たり、視線を離れたところに置く事が多いのです。目線を右下にそらすのは嘘をつく時以外に、自信が無い時に特徴的な行為です。
ただし、これは相手が男性に限った場合で、女性の場合は反対に視線をそらしません。目を離さずに話す女性を見て、男性は気があるのかと勘違いしやすいですが、絶対にばれたくない嘘をついている時も視線を外さないので注意が必要です。

2.　話題をぼやかす

たとえば浮気を疑われた時に、「いや、”女性”とはセックスしてない」と言い訳を行い、問題の対象を濁します。これは上手い説明を思いつくために時間稼ぎをする手段としてよく用いられます。そして、次に「どこでその情報を聞いたの？」と反対に質問する事によって主導権を奪い返す試みをします。具体的な話から逃れようとしている時には、具体的な話へ戻すような努力が必要です。

3. そわそわする、変な動きをする

通常の仕草とは異なり、嘘をついている時には様々な形で嘘が現れるものです。「急に早口になる」「普段とは声色が変わる（たいていの場合高くなる）」「腕組みをする」「もじもじする」「自分の顔や身体の一部を触り出す」「小物（鍵など）を意味もなく触る」などの行為が現れてきたら疑った方が良いでしょう。

4. 聞いてもいない事を話しだす

嘘をついている人は、聞かれてもいない事を話し出す事があります。嘘の物語をもう少し完璧にしたいと願ってか、物語に脚色を加えたり複雑にしようと試みます。

5. 逆ギレする

とにかく怒ります（笑）。「何故そんな間違った情報を信じたんだ！」とか「私の事が信じられないの！？」とか。自分の非から注意をそらすためにあらゆる手を尽くします。嘘をつく人は責められる側から責める側へと機会を伺っています。正直者は潔白を主張するために攻撃的になりやすいですが、嘘をつく人は防御姿勢からの転換を狙います。

6. 大げさに話す、誇張する

嘘をつく人は、それが核心だと考える重要なものを避けながら、その脇の枝葉を飾り付けようと必死になります。枝葉をオーバーに語る事で核心が目立たなくなると考えるように。誇張された話をされる時に不思議な事として、嘘をつく方は気分が良くなるのに対し、嘘をつかれる方は「何かが間違ってる」と不思議な気分になる事です。対処法は単純で、話された項目を書き留めておいて、詳細について質問しなおすだけで嘘を見破る事が出来ます。

7. 目の動き

目の動きを監視するだけで嘘が見破れます。人が何かを思い出す時、無意識的にその人が右利きであれば、左上を見る事があります。何か想像をする時には右上を見ます。嘘をつく時には右利きであれば右上を見やすいのです。あるいはまばたきが増え、目をこする事が多くなります。

8. より多くの汗をかく

これは一部の人に限られます。きちんと測定すれば汗の成分で見分けがつきますが、一般的には汗で判断するよりも唾を飲み込んだり、緊張状態を示す兆候を見分ける方が適切でしょう。

9. 表情のわずかな変化を見逃さない

嘘は表情に出やすいものです。真実の表情は会話を始めたすぐにあらわれます。5秒間続く半笑い状態かもしれないし、心配そうな表情かもしれません。こういった表情は無意識で行われ、その結果、嘘をつかれる方も無意識で気づくことがあります。言葉と感情がずれてきたら要注意です。しかめ面をしたまま「愛してる」と言ったり、「これは良いね」と言った後に笑顔が来るなどの場合には、言葉と感情にずれが生じています。

10. 質問を繰り返す

嘘をつく人が話した言葉をよく覚えておいて、その内容について繰り返し質問をしてください。その場で思いついたとっさの嘘なので、何を言ったか覚えていない場合がほとんどです。特に最初の頃についた嘘は忘れている事が多いので、最初の方の嘘について詳細を尋ねるようにすると効果的でしょう。

これ以外にも項目だけあげると
・　利き手を隠す（ポケットに入れる、後ろで組む、拳を握りしめる）
・　具体的な説明の前に「どうしてそんな事聞くの？」と聞き返してくる
・　話題が変えられると安心した表情、あるいは食いつきが良くなる
・　笑顔が不自然（先に目・口の周り・額にしわが寄り、その後口が笑う形になる）
・　膝が閉じている（防衛姿勢。拒絶のサインなので、仲が良い相手対して閉じていたら注意）
・　足を引っ込める
・　声の張りがなくなる。声のボリュームが不自然になる
・　「本当の事を言うと」「率直に言って」など修飾する言葉が多くなる

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